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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 61

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夕鈴を見つけたとき――彼女は若い男にまとわりつかれていた。
黎翔は有無を言わさず引きはがした。
「黎翔さん、もうちょっとやさしくしてあげてください。赤ちゃん、びっくりしちゃいますよ?あー、ほら、泣いちゃった」
夕鈴はブルー系の服を着た乳幼児を黎翔から奪って、あやしはじめた。
「お母さんとはぐれちゃったから不安なのよね。大丈夫、お母さんすぐ見つかるから」
するとそこへ、子どもとうりふたつの男性が現れたので、引き渡すことにした。
「本当にすみませんでした!」恐縮する若い父親。
「いいえ。お父さん来てくれてよかったねー。バイバイ」

なんとなく一件落着の和やかな雰囲気が流れる。
が、夕鈴は先ほどまでのやり取りを思い出して、そっぽを向いた。
「……お似合いでしたね」
「何が?」
「黎翔さんと……さっきの女の人」
黎翔は否定しようとしたが――ため息をついた。
「……そうだね。己の欲を満たすために互いを利用し合うという意味では、僕と彼女は似た者同士なのかもしれない。でも、今は違う」
黎翔は夕鈴の手を取った。
「僕は変わったんだ。夕鈴、君と出会ってから……」
「黎翔さん……」
「だけど、君に信じてもらえないだろうと思って……つまらない嘘を付いてしまった」
夕鈴に出会って、自分が変わったのは本当だ。
もう、元の自分には戻れない。
君と出会わなかった僕には、戻れない――



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