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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 45

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週明けの朝、黎翔はいつになくすっきりと目が覚めた。
カーテンを開けると、朝の光がまぶしかったが、いつもと違ってそれを疎ましく思うこともなかった。

仕事中、ふと気づいて李順に尋ねる。
「この観葉植物……いつものと変えたか?」
「?いいえ、そんな面倒なことはいたしません」
「……そうか」
いつもより葉がつやつやして見えたのだが、気のせいだったようだ。

ふう、とため息が漏れる。
……「次はいつ会える?」なんて、いつも聞かれる側だった。
まさか自分が聞く側になるとは、思ってもなかったな……結局、聞けなかったが。

夕鈴……。
最初、彼女の純真さは、うわべだけのものだと思っていた。
それに乗ってやろうという余裕があった。
だが、彼女といるうちに、しだいにその余裕はなくなっていって――ついには彼女を突き放してしまった。
それでも彼女は、そんな僕のために、必死になってくれた。
僕の知らない君の顔。
台所に立つ君は、戦場の将官のように容赦なく。
楽しいときには、子どものようにはしゃいで。
――気が付くと、君のことばかり考えている――



その日の夜も、夕鈴の家でご飯を食べた。
食卓で、今日あったことを語り合う。
「夕鈴。玄米って疲れ目にも効くのかな?」
「あまり聞いたことないですけど、そういう作用もあるかもしれませんね」
「なんだか目が良くなったような気がするっていうか……あたりが、世界が、輝いて見えるんだ」
それを聞いた青慎は、
(えっ……それって、「君に恋してる」って言いたいのかな?黎翔さん、そんな遠回しな言い方じゃ姉さんには通じませんよ……)
黎翔は続けた。
「それに、体が軽くなった。まるで背中に羽が生えたような心地さえする」
「黎翔さん、肩こりひどかったんですか?ちゃんとご飯食べるようになって、体調が良くなったのかもしれませんね!」
それを聞いていた浩大は、
(……フィアンセちゃんも鈍いけど、社長も自分の心の動きには鈍いんだな……知ってたケド)

そして、青慎と浩大で、(手間のかかる人たちだな……)と思ったのだった。



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