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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 39

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夕鈴は着替えて、エプロンをした。
台所に立つ彼女の姿は、凛として美しい。
「僕も何か手伝うよ」
ワイシャツの腕まくりをしながら、黎翔は提案した。
「ありがとうございます、でもお客様は座っていてください」
「君のそばにいたいんだ」
甘いセリフをささやいても、台所モードの夕鈴は、頬をあからめるようなことはせず―ー
采配を考える監督のような表情になった。
「……じゃあ、さやえんどうの筋取りをお願いします。その前に……」
これ、使ってくださいと渡されたものを広げてみると。
それはエプロンだった。
――ピンクの。
――――フリルがついた。たくさん。
夕鈴のは腰の周りに巻くだけの、シンプルなエプロンなのに。
「……僕は、夕鈴がしているのみたいなのが、いいな」
「でもそっちの方が上半身もカバーしてくれて、汚れないですよ?」
「いや、でもさ……」
黎翔が異を唱えると、夕鈴はしかめっ面になった。
「お手伝いしてくれるんでしょ?わがまま言わない!」
「……ハイ」

黎翔はピンクのエプロンと向き合った。
何が悲しゅうていい年をした大の男がピンクのフリルのエプロンを身につけなくてはならないのか。罰ゲームじゃあるまいし……
そこで黎翔は、はっとした。
これは罰なのか?
一人で勝手に勘違いして、勝手に彼女を傷つけてしまった自分への、罰――
黎翔は意を決した。

浩大は大根の皮むきをしながら、腹筋の痛みに耐えていた。
「社長、よくお似合いですヨ♪」
「黙れ、浩大」
そこには、ピンクのフリルのエプロンをして、さやえんどうの筋取りをする黎翔の姿があった。



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