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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 34

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§

「―――あ…」
「ちわっ!」

玄関先で声を上げた彼女に軽く片手を上げる。
浩大は勧められるがまま家に入り、居間に上がり込んだ。

「いやさー。あの人がフィアンセちゃんの事心配してっからさ」

はたから見たらバレバレなのに、なんとも回りくどい事をする上司の内情をあっさりと夕鈴に言い放った。
途端、彼女から表情が消える。

「そんなことないでしょ」





あまりの冷ややかさに、あろうことか俺が冷や汗かいちゃったよ。

そう浩大から報告を受けた黎翔は、窓の外を眺めながらぼんやりと彼女の顔を反芻していた。余計な事を言い残して去った部下の言葉が耳に痛い。

「『バイトはちゃんとします』ってさ。あとは何があろうと関わらないで欲しいって」

彼女を助けに行ったあの夜は本心だった。
世間知らずな彼女が心配で、李順が顔をしかめるくらい何かに突き動かされて彼女を探した。

―――そうだ。お互いの中にあるのは雇用関係だけ。

黎翔は固定電話を取り上げると、ボタンを押した。





学校を出ると見たことのある車が停まっていて、夕鈴は思わず眉をひそめた。
今日は何もないはずとスルーしようとしたが、中から出てきた黎翔に腕を取られる。

「ちょ!なんですか!」
「こうしないと話して貰えないだろ?」
「昨日浩大さんに言付けました。他に何か?」

睨み付ける彼女を愛車に押し込め、外からドアを塞ぐように屈み込んだ。

「理解を深める為にデートしよう」



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