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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 32

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§

数回携帯が震えた。その時彼は会議中で、その動作に気づいてはいたもののそれを見る事はなく、秘書である李順が辞した後でゆっくりとメール画面を開いた。


―――今度一緒に食事でもしませんか。


昨夜彼女を送ってから考えていた。
彼女はこちらの内面に踏み込んで来過ぎる―――。
黎翔はメール作成画面を立ち上げると、文章を立て始めた。





そのメールに夕鈴が気づいたのは授業が終わり家に帰ろうかという時。
その文面を開いた夕鈴は目を通しながら徐々に眉を下げていった。しょぼしょぼと覇気を無くす親友に明玉が声を掛ける。

「返事来たの?」
「…うん」

そのまま携帯の電源まで切ってしまうと、鞄に押し込む。
そしてなんとなく言い訳めいた約束をでっち上げ、そそくさとその場を去る。


余計な事はしないでくれ。
君はただ、金に雇われただけだ。


その文面は、夕鈴の心に重くのし掛かった。



…そっか。余計な事だよね。
あっちには恋人がいるんだから―――あたしがそんなことしなくたって。

次に会う時どんな顔すればいいんだろ。
自分の勝手な盛り上がりに恥ずかしくなる。

しょぼんと肩を落とし、夕鈴はとぼとぼ歩いて行った。



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