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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 26

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§

夕鈴は走っていた。それこそ立ち塞がる物全てを蹴散らす勢いで。

嫁って…嫁って嫁って!!!

漸く行き止まりのビルの壁にぶつかって、その暴走は止まる。

なんだかここ数日驚く事ばかりだ。
割りのいいバイトが見つかった代わりに、偽者の婚約者が出来。
その人はなんと男の恋人がいて。
でも、優しくて。
なんだか勘違いしそうなところに、助けたお爺さんの孫に嫁に来てくれって…?

状況について行けずくらくらする。

「でも…とにかく家に帰って家事しなきゃ…」

よろよろと壁から離れた夕鈴は、周囲を見回し…ポツリと呟く。

「ここ…どこ?」

この年で迷子になってしまった彼女は、呆然と空を見上げた。







「…え?まだ帰ってない?」

眉間に皺を寄せた黎翔はおどおどと姉の不在を告げる彼女の弟を見つめた。こくこくと頷く彼女の弟…青慎に首を傾げる。

「もう九時だよね」
「いつもならもっと早いんですが…連絡もないし」

ふー…んと何事か考えた黎翔は、断りを入れ携帯を取り出す。

「―――私だ。婚約者がいなくなった」
「婚約…モガッ!」

口を塞がれた青慎に目で黙るように指示する。そして冷ややかに呟いた。

「至急捜し出せ。―――草の根わけても」



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