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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 21

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几鍔は自宅への道の途中でバイクを止めた。
「アンタの家に行くんじゃなかったの」
「外野が入らない方がいいだろ」
そこは夕日がきれいに見える人気スポットなのだが、平日の中途半端な時間とあって人はまばらだった。
婚約者のバイトのために、几商店のバイトをやめることにした夕鈴だったが、几鍔はすぐにはうんと言ってくれなかった。
結局、もう一度話をする機会を設けることを条件に、夕鈴は几商店のバイトをやめたのだった。
「話って何よ」
「お前、朝帰りしたんだってな」
「なんでアンタがそんなこと知ってんのよ!」
「青慎だよ。ゆうべ遅くに、姉さんはそっちへ行ってませんか、って電話があった。で、今朝、お騒がせしました、姉は無事に帰ってきましたって詫びの電話があったぜ」
「…………」最愛の弟のことを持ち出されると、夕鈴も弱い。
「弟に心配かけてんじゃねーよ」
「そんなこと、アンタに言われなくたってわかってるわよ!」
「はっ、どーだか。――お前、なんでいきなりうちのバイト辞めた」
「だから、それは……言ったじゃない。一身上の都合ってやつよ」
「ヘンなバイトに手ェ出してんじゃねーだろうな」
夕鈴はぎくっとした。
”ゲイカップルのカモフラージュのため、婚約者のふりをする”のが変なバイトではないと言い切れるだろうか。いや、かなり苦しい。
「……図星か」
几鍔は苦々しげに舌打ちした。
「そんなバイトやめちまえ。オレが話付けてやる」
「そうはいかないわよ!第一、なんでアンタに指図されなきゃいけないわけ?」
「はした金に目がくらんでんじゃねーよ、この欲ボケ女!」
「そんなんじゃないったら!話ってそのこと?だったら私、帰る!」
夕鈴は怒りに支配され、前を見ずに歩き出した。
どん、と何かにぶつかった。



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