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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 14

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§

適当な時間を見計らって黎翔は再度店を訪れた。多数の店が入るデパートならば彼女をさぞ磨きあげるはずだ。

「珀様」

ゆっくりと頭を下げた店員に右手を上げる。

「いい。―――彼女は?」
「はい、仕上がっておりますよ」

ゆるりと頭を上げた彼女の顔には満足感が満ち溢れている。その表情ににやりと笑い応じた。
勧められたソファに身を投げ出す。ふぅ…とため息をつきつつ、眉間を揉んだ。
最近の激務に少々疲れを感じたようだ。
目を閉じるとやはり身体が重く感じる。まるで引き摺られるかのように眠りがひたひたと忍び寄ってきた時―――率動的なその音は近づいてきた。
まるで跳ねるような軽い足音。
来たのか、と重い瞼を上げる。

「―――…」
「あ、あの…」
「……君は」
「大丈夫…ですか?お疲れなんじゃないですか?」

DRWCYSの白いシャンブレーベアのワンピースに身を包んだ彼女が立っていた。

華奢な肩を剥き出しにして、細い腕や脚を大っぴらに見せて。
腕にはシルバーのブレスレットをし、デコルテにはシルバーのチェーンに一粒のダイヤモンドが輝く。
足元はルタロンのチューブプラットサンダルで、ペディキュアまで綺麗に塗られている。ただ、あんまりゴテゴテしていなく、純粋に彼女を引き立てる。
4℃のバッグを掴む小さな手に、緊張からか力が籠る。

「…あの、似合わないってわかってますから!」
「………」
「こんな高い服…あ、あたし、駄目だって言ったんですよ!?高いからって!!」
「……ううん」
「―――へ?」
「似合う」

バッグを必死に掴んでいる手を、ゆっくりと外させる。その少し汗ばんだ手を軽く握ると…桜色に塗られたマニキュアが輝く指先に、触れるか触れないかの口づけを落とす。

「―――さあ、行こうか。お姫様」

ソファから立ち上がった黎翔は、店員から手渡された柔らかなストールを肩に掛け、アップに結い上げられ現れたうなじをするりと撫でた。




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>青mimi様 

コメントありがとうございます♪
実はリレーは私にも結末がわかりません(笑)
始める前に瀬津音様にちょっと伺ったのですが、
瀬津音様は「私はあんまり結末決めないで書いちゃうんですよv」と仰せでした。
長編書く人ってそうなのか!?と驚いた記憶があります。
リレーだと書いてる私にも思いがけない展開になったりして、どきどき&楽しんでます♪
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