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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 13

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「すみませんけど、ちょっと待っていてもらえますか?」
「支度なんて要らないよ。そのままで十分可愛い」
黎翔は部屋着姿の夕鈴ににこっとして見せた。
「そういうんじゃなくてですね、洗濯物を干したいんです!」
「乾燥機能付き洗濯機も欲しい?」
「そんな話じゃありません!」
「じゃ、乗って?」
なぜそうなる、と突っ込みたくなったが、夕鈴はあきらめて派手なオープンカーに乗った。

そのデパートに入ると、控えていた店員が恭しく挨拶してきた。
「いつもありがとうございます、珀様」
黎翔は夕鈴に目線をやりながら、「全身……髪の毛の先からつま先まで、頼む」
「かしこまりました」
「黎翔さん?」
夕鈴を店員に託して、黎翔は微笑んだ。
彼女がどう変身するのか楽しみだ。
それまで――
「僕は時間をつぶしてくる」
彼は次の予定へと向かった。

「久しいな、徐克右」
「珀社長にわざわざお越しいただくとは恐縮です」
「気にするな。ついでだ」
二人はホテルのラウンジで話していた。
克右はかつて『後宮』にファンド(ざっくばらんに企業が資金調達をする手段と思ってください)の話を持ちかけたことがあった。しかし先代社長は話に乗らなかったのだった。
克右は苦笑しながら続けた。
「お噂は伺ってます。白黎陽社の三代目は若いのにやり手だと。ずいぶんと事業を拡げて、上手くやっていらっしゃるそうで」
「ああ。だが金もかかった」
「ですが、御社のように不動産がおありでしたら、銀行さんが喜んで貸してくれるんじゃないですか?」
「土地に手を付けるとなると、一族がうるさいからな」
「なるほど。それで私のことを思い出して下さったんですか」
「そういうことだ」
「でしたら、社長。……株式上場をお考えになったことは?」
黎翔は組んでいた脚をほどきながら、
「話を聞かせてもらおう」

そのころ、夕鈴は――
お店に入る前に目に入った案内表示を思い出していた。
とある町の三丁目。
その町の二丁目は、小学生でも知ってるゲイタウンである。
(黎翔さん、時間をつぶしてくるって……やっぱり二丁目へ行ったのかしら?ひとりで?まさか、浮気!?そういえば妙にるんるんしてたし!)
とぐるぐる考えていた。



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