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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 10

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§

家に送るつもりだったが、まだ行かなきゃならない所があると断られた。ホテルの前で下ろしその華奢な背中を見送る時―――なんとも言えぬ思いに囚われる。まんじりともしない気持ちを抱え、黎翔は車を走らせた。
彼女といた時の気持ちは…切り替えねばならない。



一方夕鈴は早足で几商店へと向かっていた。今時携帯すら持たぬ彼女をきっとぶつくさ言いながらもあの幼友達は心配しているだろうから。空が夕闇に色を染めていくのを眺めながら、より一層足を速めた。

結果、自宅に着いたのはとっぷりと日も暮れた頃で。家からは微かに醤油の匂いが漂っている。あの当てにならない父親ではなく、きっと勉強を中断させて可愛い弟が何か作ってくれているのだろう。彼の作る切り干し大根は絶品なのだ。
それだといいなあと思いつつ、夕鈴は玄関の扉をカラカラと開けた。

「ただいまー」

すっかりと昼間会った事も人物も、遠いお空の向こうに置いて。




「姉さん、今日仕事遅かったね」
「んー、なんか建物が複雑で道に迷っちゃったのよ」
「そう。几鍔さんに怒られなかった?」
「あー…なんかめっちゃ怒ってたなあ。なんで?」
「うちにも電話来たんだよ。帰ってきてないか、って」
「ごめんね。几鍔からの電話なんかほっといていいの!勉強して、勉強!」
「…出なきゃわかんないじゃん。姉さん」





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