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リレーss

未成年、入室ご遠慮願います。 5

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「お話がまとまったところで、社長。本日の視察を」
「お前に任せる。僕は婚約者とデートだ」

夕鈴は頑丈そうな車に乗せられた。
車はなめらかに走り出した。
「まだ君の名前を聞いていなかったな。僕は珀黎翔。黎明のレイ、飛翔のショウ」
「私は、汀夕鈴といいます。夕方の鈴と書きます」
「かわいい名前だね。――それ、本名?」
「は?」
見事なしらばっくれ方だ、と彼は感心した。ごく普通の女の子になりきっている。
ならば、こっちものってやろうじゃないか。
初心で何も知らない女の子と付き合っているつもりになるのは、なんだか新鮮で、愉快だった。
「よろしくね、夕鈴」とにこやかに微笑んで見せた。
「はい、あの……李順さん、置いてきちゃってよかったんですか?」
「……そんなに李順のことが気になる?」
「はあ、まあ……」
(事情があるとはいえ、恋人が他の人とデートって……面白くないわよね)
「夕鈴は、ああいうやつがタイプなの?」
「違います!」
「じゃあ、どんな男がタイプ?」
「そうですね、真面目に働く人がいいです」
「僕は真面目に働いてるよ」
「……視察をさぼってデートする人がですか?」
「これも仕事だよ。女の子が好きそうなものをリサーチして、うまく取り入れていかないとね」
「へえ……社長さんも大変なんですね」
素直に感心した夕鈴に、黎翔は思わず吹き出してしまった。
「冗談だよ。君は人の言うことをすぐに信じてしまうんだな」



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