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狼の毛皮をかぶって/連続ss

狼の毛皮をかぶって 1

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陛下の毛皮の羽織物について考えていて、できたお話です。
ほんわか・ギャグ・どきどき、を入れてみました。

では、どうぞ。
…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…


こちらでお待ちくださいませ、と通されて、夕鈴は陛下の自室で座っていた。
部屋を訪れるつもりはなかったのだが、近くを歩いていたら、女官にそう受け取られたらしい。
陛下のお部屋でございますね?とにっこりとほほえまれて。
仲むつまじい夫婦を演じている以上、女官の早合点を否定するのもためらわれて、とりあえず合わせていたら、流されてしまった夕鈴だった。

出されたお茶など飲んでみても、なんだか落ち着かない。
妃の部屋の豪華さにもびっくりしたけど、王の部屋はさらに一層豪華なものだった。
とにかく広くて。
なんだか高そうな骨董品とかが、あちこちに置いてあって。
実際は、一国の主の居室としては、かなり質素なほうなのだが。それでも夕鈴の目には、十分だった。

(うう・・・なんだか、いたたまれないなあ)

夕鈴は心もとない気持ちで、きょろきょろしてしまう。
そのとき、部屋の片隅に、白い毛皮がかかっているのを見つけた。
陛下の服だ、と思った夕鈴は、そばに寄ってみた。

白くて、長い毛が、いかにもやわらかそうで。
うずうずと、触ってみたい誘惑に駆られる。
夕鈴は、そっと手を伸ばした。
(わー、ふかふか)
そーっと頬を乗せてみると、長い毛先がくすぐったかった。 

陛下がこの服を着ているのは、たいてい公の場に出るときだ。
そういうときの陛下は、いつもよりさらに威圧感、緊張感をただよわせていて。
これを着ているときの陛下が、一番、世間で言われている「狼陛下」らしいんじゃないかと思う。

(そうだわ・・・よし!)
夕鈴はあることを思いついた。

ぽふ、とおでこを押しつけてみる。
とくん・・・と胸が鳴ったような気がした。
そのまま、ぎゅーっと毛皮を抱きしめてみる。

陛下の毛皮と夕鈴

毛皮があたたかい。
毛皮を抱きしめているのではなく、人を抱きしめているような錯覚がして、ますますどきどきする。
--胸が苦しくなってきたけれど、がまんがまん。うん、まだ大丈夫、大丈夫。
そのとき、ふと、匂いに気づいた。
・・・なんとなく、動物っぽい匂い・・・?
毛皮のもともとの匂い?
それとも陛下の--

そこまで考えたとき、夕鈴の頬にぼぼっと火がついた。 

ぱっと毛皮から離れて。
服なら大丈夫だと思ったんだけどなあ・・・。
狼陛下の服にもこんなにどきどきしちゃうぐらいじゃ--狼陛下は・・・だめかなあ・・・。





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